【流 通】EY新日本と宝印刷 監査自動化システムを運用開始

EY新日本と宝印刷は、有価証券報告書等の開示に係る監査自動化システムの運用を開始した。

宝印刷の開示システムである「WizLabo」に格納される企業の決算データおよび開示データをEY新日本に連携するためのAPI(Application Programming Interface)と、有価証券報告書等の監査業務を効率化するシステムが完成した。

API連携に強みを持つ宝印刷の「WizLabo」と、会計監査の豊富な経験を持ちテクノロジーと監査手法の融合を進めているEY新日本の知見を集約し、企業の開示プロセスの負担軽減、適時な監査完了による決算早期化に寄与する。これにより、別々で動いていた開示書類の作成プロセスと監査をシームレスにつなぎ、日本企業の開示プロセスの利便性向上を実現する。

将来的に300社を超える上場企業監査での活用を目指しており、段階的に導入社数を増やしていく予定です。本システムの導入についてはEY新日本が窓口になる。このシステムは、WizLaboのLight、Plus、Oneを利用している、日本基準を採用している企業が導入できる。


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