【知 識】越後薬草と新潟薬科大学 更なる発酵の解明を目的に共同研究契約を締結
越後薬草と新潟薬科大学は2022年より実施している共同研究事業において、これまでの研究結果をもとに更なる発酵の解明を目的とした共同研究契約を締結した。
研究で得られた成果より「発酵」をテーマとした新しい価値創造を目指し、植物発酵エキスの新たな用途開発および健康をサポートする製品開発を進める。
越後薬草の本社がある新潟県上越市では、日本酒やワインなどの酒、味噌や醤油などの調味料、野菜類・魚介類を加工した漬物など数多くの発酵食品が作られている。古くから家内工業的に発酵食品が製造されており、発酵が文化として生活の中に溶け込んでいる。
また「発酵のまち上越」の確立を目指しており、地元に根付き受け継がれてきた発酵食品による地域ブランドづくりを行っている。
上越地域は、夏は高温多湿、冬は雪により低温多湿と1年を通して湿気の多い「発酵」に適した気候風土を有している。越後薬草はこの気候条件を利用し、野草を中心とした80種類の原材料を1年間発酵・熟成し得られる「植物発酵エキス」を活用した健康食品製造業を展開している。
ただ、製造過程における発酵については未知の部分が多いため、新潟薬科大学との共同研究事業では、発酵のメカニズム解明を目的として継続した研究を進める。また、発酵の新たな可能性を追求することで「発酵のまち上越」の地域ブランディングへも貢献する。
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