【知 識】三井不動産と伊藤忠商事 物流・インダストリアル不動産で協業
三井不動産と伊藤忠商事は、物流不動産分野における協業に関する契約を締結した。両社は、それぞれがスポンサーを務める三井不動産ロジスティクスパーク(以下 MFLP)とアドバンス・ロジスティクス(以下 ADL)との合併にともない、スポンサー間の協力関係を構築の上、物流およびインダストリアル不動産(※1)を中心とした不動産開発を共同で推進する。
近年、物流業務を専門的に請け負う3PL事業は拡大し、Eコマース需要も継続して高水準で推移している。また製造業や小売業などをはじめ、あらゆる事業分野において物流業務効率化・サプライチェーンの再構築を目指す動きも活発化しており、先進的物流施設の需要は今後も堅調に伸びていくものと考えられる。
これまで三井不動産は、国内随一の不動産デベロッパーとして、「三井不動産ロジスティクスパーク(MFLP)」(※2)を旗艦ブランドとし、国内外で多様な物流施設開発を手掛けるとともに、物流におけるDX活用やイノベーション推進に取り組んできた。一方、伊藤忠商事は総合商社ならではの幅広い商流および物流ネットワークを活用し、「アイミッションズパーク(IMP)」(※3)を旗艦ブランドとして、国内で数多くのマルチテナント型物流施設やBTS型物流施設(特定の顧客専用の物流施設)の開発に取り組んできた。
今回、両社は合併後のMFLPのスポンサーとして、両社の強みを掛け合わせ、物流不動産をはじめ工場やデータセンター等のインダストリアル不動産分野において、更なる協業の実現に取り組んでいく。
※1 インダストリアル不動産
工場、データセンター、R&D施設等の不動産の総称
※2 三井不動産ロジスティクスパーク(MFLP)
MFLP:Mitsui Fudousan Logistics Park
※3 アイミッションズパーク(IMP)
伊藤忠商事が運営する物流施設アイミッションズパークのリーシングサイト
・製品名および会社名などは、各社の商標または登録商標です
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