【流 通】ZOZOとコワードローブ インクルーシブウェア生産を支援
ZOZOと服のお直しサービス「キヤスク」を運営すコワードローブは、ZOZOが展開する生産支援プラットフォーム「Made by ZOZO」を通じて、ファッションブランドがZOZOTOWN上でインクルーシブウェア(※1)を受注販売できるサービス「キヤスクwith ZOZO」を開始した。またサービス開始に伴い「キヤスクwith ZOZO」で展開するアイテムの第一弾として、車椅子ユーザーの悩みに応えるインクルーシブウェアをZOZOTOWN上で販売する。
厚生労働省の調査(※2)によると、日本の障がい当事者の総数(推計値)は1,164.6万人とされ、国民の約9.3%に相当する。障がい当事者は、障がいの種類や程度により一人ひとり異なるファッションの悩みを抱えており、毎日着る服を選ぶ際には「着やすさ」を優先せざるを得ず、その結果として服の選択肢が限られている。
そのような悩みを解決するため、ZOZOの生産支援プラットフォーム「Made by ZOZO」と、障がいや病気のある人への服のお直しオンラインサービスを提供する「キヤスク」が協業し、ファッションブランドに向けたインクルーシブウェアの受注生産「キヤスクwith ZOZO」を立ち上げた。
ZOZOはサステナビリティステートメント「ファッションでつなぐ、サステナブルな未来へ。」を掲げ、コワードローブは「着たい服を着る日常を、すべての人に。」をスローガンに掲げている。「キヤスクwith ZOZO」に共感するファッションブランドと共にインクルーシブウェアの輪を広げていくことで、障がい当事者を含めたすべての人がファッションを楽しめる世界を実現していく。
※1 インクルーシブウェア
障がいの有無や体型の違い、性別などに関係なく、誰もが便利に使える「インクルーシブデザイン」の考え方を取り入れた服
※2 厚生労働省 令和4年生活のしづらさなどに関する調査(全国在宅障害児・者等実態調査)
・製品名および会社名などは、各社の商標または登録商標です
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