【環 境】王子HD等6社の共同提案 NEDOバイオものづくり革命推進事業に採択

王子ホールディングス(以下:王子HD)、バッカス・バイオイノベーション(以下:バッカス)、日揮ホールディングス(以下:日揮HD)、ENEOSマテリアル、大阪ガスと東レの6社は、NEDO(新エネルギー・産業技術総合開発機構)が公募した「バイオものづくり革命推進事業」に対し、「木質等の未利用資源を活用したバイオものづくりエコシステム構築事業」を共同提案し、実施予定先として採択された。

同プロジェクトでは、経済産業省が定める「バイオものづくり革命推進事業研究開発計画」に基づき、化石資源を原料とした既存の製造プロセスから、バイオマスをベースとした製造プロセスへと転換することを目指す。持続可能な原料の開発、微生物の育種、培養・分離・精製・加工プロセスの開発および生産実証を一貫して実施するという目標のもと、6社がこれまでに培ってきた知見や技術を結集し、原料・微生物・素材等に関わる技術開発を行い、多種多様な技術や製品の社会実装を目指す。

具体的には、製紙工場等が持つインフラを有効活用することで木質等の未利用資源の安定供給を実現し、さらに統合型バイオファウンドリ事業者や製品の製造を担う事業者がコンソーシアムとして連携・実証を行うことで、世界に先駆けて未利用資源によるバイオものづくりのエコシステムを構築していく。


・製品名および会社名などは、各社の商標または登録商標です