【環 境】ノリタケ 大気中のCO2を直接回収するDAC用多孔質部材を開発
ノリタケカンパニーリミテド(以下 ノリタケ)は、大気中のCO2を直接回収するDAC(Direct Air Capture)用多孔質部材「SUPCA(サプカ)」を開発した。SUPCAは、内部の吸着材にCO2吸収液を保持させることにより、CO2を吸収・脱離し回収する機能を有するもので、原料の一部には、CO2排出を抑えて製造されたバイオマス原料を採用している。
SUPCAは、特殊構造の有機物に無機物の粒子(マイクロサイズの吸着材)を複合させる独自技術を活用し開発された。吸着材は、CO2との接触面積が大きく、CO2の吸収が速い。これにより、効率的にCO2を回収することができる。またSUPCAの原料の一部には、CO2排出を抑えて製造されたバイオマス原料を採用されている。ノリタケは今後、再生原料の採用も進め、環境配慮に向けた開発を進める。
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