【物 流】JR貨物 2024年5月分輸送動向
JR貨物は2024年5月分の輸送動向を発表した。
発表によると、円安や原材料費高騰などに伴う物価上昇により、個人消費は伸び悩み、景気の足踏み状況が続く。一方で、気温上昇に伴う飲料等の需要増加や一部顧客における鉄道シフトの動きが見られ、輸送実績合計は前年を上回る結果となった。
コンテナは、食料工業品が、気温上昇に伴う需要増加に加え、新商品やリニューアル
商品の販売好調、一部顧客における鉄道シフトの取組み等により、清涼飲料水を中心に
好調な荷動きとなり前年を上回った。
また、積合せ貨物は、2024年問題を背景に新たな輸送区間における鉄道シフトが進んだこと等により増送となったほか、紙・パルプは、ペーパーレス化の進展に伴う紙の需要減が続く中、定期修繕を控えた一部顧客の前倒し出荷や鉄道シフト等により増送となった。コンテナ全体では前年比106.8%となった。
車扱は、顧客工場における定期修繕の時期ずれによりセメントを中心に減送となり、車扱全体では前年比 90.4%となった。
コンテナ・車扱の合計では、前年比 101.8%となった。
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