【物 流】センコー 災害時の鉄道コンテナ代替輸送を担う「扇望丸」 新造
センコーグループホールディングス(以下 センコー)と日本貨物鉄道(以下 JR貨物)は、2024年6月5日に新造船「扇望丸」の進水式を行った。同船 は同年8月に就航予定で、災害が発生し鉄道網が寸断された際、JR貨物のコンテナを代行輸送するために建造された。
扇望丸 は、センコーが顧客の原料・資材輸送専門船として運航するが、災害発生により貨物鉄道ネットワークが寸断された場合に、JR貨物が実施する災害代行輸送に本船を使用して、JR貨物のコンテナを最大80個(12ft)積載し、迅速な船舶代行を行う。
センコーは 扇望丸 の就航を機に、既存顧客との取引拡大につなげるだけでなく、さらに災害発生時の代替輸送にも迅速に対応できる体制を確立し、鉄道輸送サービスの安定化に貢献する。JR貨物は災害等輸送障害時の対応力を強化することで、安全・安心な物流サービスを実現する。
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