【知 識】オークネットとMOTA 中古車CtoBオークションで協業を開始
オークネットはMOTAの一部株式を取得し、持分法適用関連会社化した。また2024年5月7日より、MOTAが運営する中古車CtoBオークション「MOTAオークション」における協業を開始した。
オークネットは循環型流通のマーケットデザインカンパニーとして、中古車・中古デジタル機器・ブランド品・花き・中古バイク・中古医療機器など幅広いアイテムの二次流通を、オンラインオークションを通して担っている。また昨今のESGへの関心の高まりにより、世界的に二次流通市場が成長を続ける中、オークネットは2022年に発表した中期経営計画「Blue Print2025」において、M&A等の投資を目標に掲げるなど、更なる事業規模の拡大や流通形態の多様化を目指している。
オークネットのモビリティ&エネルギー部門は、オートモビル事業の会員企業数1.5万社超、全国112の提携オークション会場を活用した年間の成約台数が約50万台、2023年12月期の取扱高約4,421億円を擁する中古車BtoBオークションのプラットフォームとして成長を続けてきたが、中古車オークション市場の成熟化により、今後の継続的な成長に向けては、競合他社にはない流通ネットワークの拡大が必要となっている。
MOTAは月間5万人を超える売却希望者が利用する国内最大級の自動車買取サービス「MOTA車買取(※)」と、中古車CtoBオークション「MOTAオークション」を運営しており、オークネットは今回の株式取得・協業によりオークション運営と検査技術のノウハウ、リアルタイムオークションのシステムなどのインフラを共有することで取引台数の飛躍的な規模拡大を目指す。品質が良く人気の高いユーザー出品車両が出品される「MOTAオークション」がオークネットの提携オークション会場のひとつとなることで、オークネットのオートモビル事業会員は「MOTAオークション」へ新たにライブ参加できる利便性が高まる。
※ MOTA車買取
事前査定方式の自動車買取サービス。一般的な一括査定と異なり、買取店からの入電数を少なく抑えた買取査定が行える。申し込んだ翌日の18時以降に査定金額上位3社(最大)のみとのやりとりで買取を検討することができる。また上位3社以外の会社の査定金額も確認可能
・製品名および会社名などは、各社の商標または登録商標です
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