【物 流】野村不動産 Landportにハコベルの配車マッチングサービスを導入

野村不動産は2024年4月1日より、高機能型物流施設「Landport」シリーズに、ハコベルの輸送マッチングサービス「ハコベル運送手配」を活用した「Landport 配車サービスpowered by ハコベル」を導入開始した。

野村不動産は2021年から物流に係る企業間共創プログラム「Techrum」を始動し、倉庫内の作業効率や最適なオペレーションの効果検証により荷主・物流企業の様々な課題解決に取り組んできた。物流業界は、今後具体的な対応をしないと新型コロナウイルス感染症の感染拡大以前の2019年度の貨物輸送量等と比較して2024年度には輸送能力が約14%、2030年度には約34%不足する可能性があると言われている(※1)。野村不動産は同プログラムを通して、喫緊の課題となっている物流の2024年問題の対応に追われる物流現場の声を受け、今回開始する「Landport 配車サービスpowered by ハコベル」の導入によりテナント企業の配送業務の効率化を支援しながら、ドライバーの待機時間削減など物流業界全体の課題解決を目指す。

「Landport 配車サービスpowered by ハコベル」は、登録車両数約50,000台、運送会社数約17,000社に上るネットワークをもつ「ハコベル運送手配」の基盤を活用し、Landportの入居企業へ「Landport 配車サービス powered by ハコベル」(※2)を導入することで、最適な配車を実現する。また、専用のWEBアプリに荷積場所・荷卸場所を入力するだけで見積もりが提示され、平均3分(※3)で車両のマッチングが完了し、当日配車・当日配送の対応も可能となる。

全国各エリアで物流施設を展開する野村不動産と、輸配送の領域でDXソリューションを提供するハコベルの連携により、トラックによる輸配送効率の向上を目指していく。


※1 経済産業省サイト 持続可能な物流の実現に向けた検討会 中間取りまとめ(METI/経済産業省)

※2 Landport入居されていない企業向けサービス「野村不動産配車サービスpowered by ハコベル」も導入

※3 軽貨物車両の平均マッチング時間


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