【知 識】コナミと東京大学 『桃太郎電鉄 教育版』の教育的価値に関する共同研究

コナミデジタルエンタテインメントと東京大学大学院情報学環・藤本徹研究室は、『桃太郎電鉄 教育版 Lite 〜日本っておもしろい!〜』(以下 『桃太郎電鉄 教育版』)の教育的価値の評価に関する共同研究を開始した。

この共同研究は、コナミデジタルエンタテインメントが「桃太郎電鉄」を教材として無償で提供する『桃太郎電鉄 教育版』の教育的価値の評価を行い、今後の導入支援や普及促進のための学術的知見を提供することを目的として実施される。

導入校での授業等の教育活動への導入状況を調査し、『桃太郎電鉄 教育版』が教育現場で活用されることによる教員や生徒の教育的インパクトを多面的に評価する。導入が活発な学校の状況や効果的な活用事例を整理して、教育ニーズごとの導入ガイドや補助教材の制作など、『桃太郎電鉄 教育版』を軸とした教育リソースの拡充や利用促進に寄与する研究を実施する。

「桃太郎電鉄」は1988年に第1作が登場して以来、35年にわたって幅広い年代に楽しまれている。「日本全国を巡って物件を買い集め、資産総額日本一を目指す」というゲーム性を活かして、コナミデジタルエンタテインメントは2023年から、ノートPCやタブレット端末で動作する『桃太郎電鉄 教育版 Lite 〜日本っておもしろい!〜』を、学校教育機関へ無償提供している。各地の名産・名所などを遊びながら身につけることができるほか、難読地名の書き取りや収益率の計算など、幅広い学習に活用されている。7,000を超える導入校のうち、約4,000校は小学校で、これは全国の小学校のおよそ20%に相当する。

※ 導入数はいずれも2024年3月時点


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