【アジア】スギホールディングス タイ石油公社子会社と事業開始に向け基本合意

スギホールディングスは、タイの国営エネルギー会社であるタイ石油公社(PTT)子会社のPTT Oil and Retail Business(以下 OR)と、タイにおけるヘルス&ビューティケア事業の開始に向けた基本合意書の締結に合意した。

スギホールディングスグループは国内に1,700店舗以上を展開し、調剤併設型ドラッグストアを強みに地域の生活者の病気予防・健康管理に生涯にわたって関わり、健康増進に貢献する「トータルヘルスケア戦略」を展開している。

近年では日本国内で培った経営・運営ノウハウや自社開発商品を中心とした商品供給力を活かして、日本国内のみならず、アジア地域での事業展開を推進している。現在、台湾、ベトナム、マレーシア、香港では、現地の有力企業と業務提携を行っており、強い信頼関係を築くとともに、経営・運営ノウハウの提供や自社開発商品を中心とした商品供給など多くの共同事業を通して高いシナジーを生んでいる。

ORはタイでNo.1規模のサービスステーション、コーヒーチェーン等を運営している。ORはタイで「最高のヘルス&ビューティ提供拠点」を創造し、ヘルス&ビューティに関心を持つ消費者のライフスタイルニーズに応える「次世代型のコミュニティ」を形成することを目指している。

今回の合意により、スギホールディングスグループとORはタイの消費者の共感を呼ぶ良質で価値のあるユニークな商品・サービスを幅広く取り揃えることで、タイでのヘルス&ビューティケア市場を切り開いていくことを目指す。タイの消費者にとってアクセスしやすく、便利で、多様なニーズに応じる新たな業態開発を計画しており、2024年6月頃にタイ国内における一号店の開店を目指す。


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