【知 識】JR東と英バーミンガム大学 鉄道技術イノベーション創発などで連携

JR東日本とバーミンガム大学は、鉄道を中心に新たなイノベーションの創発や鉄道人材の教育・研究開発等で相互に連携をめざすことを共通目的として、2024年2月16日に覚書を締結した。

英国と日本の鉄道分野におけるイノベーションや研究教育等の連携を深めることで、世界の鉄道に新たな技術の潮流をつくりあげて行くことをめざす。

バーミンガム大学鉄道研究・教育センター(以下 BCRRE)の鉄道イノベーションクラスター(※)にJR東日本が参画して、英国や欧州のスタートアップ企業等と連携し、JR東日本の多様なフィールドでの実証実験等と組み合わせることで、鉄道における社会課題の解決に向けたイノベーション創発をめざす。

2024年度末にまちびらきをむかえる「TAKANAWA GATEWAY CITY」に、バーミンガム大学のイノベーション拠点の整備や、世界に冠たる鉄道大学であるバーミンガム大学とJR東日本が有する鉄道人材の教育ノウハウとを相互に活用することで双方の教育の充実化をめざす。

またBCRREとJR東日本が注力するDXや脱炭素など鉄道分野の研究開発について、相互交流・連携をめざす。


※ 鉄道イノベーションクラスター

英国や欧州のスタートアップ企業等に鉄道分野でのイノベーションを促す組織。バーミンガム大学の鉄道分野の研究開発力と、国際的なネットワークにより支援することでの鉄道技術のイノベーション創発をめざしている


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