【環 境】サントリー食品インターナショナル 阪大と水平リサイクルを開始

サントリー食品インターナショナルは大阪大学と連携し、同大学の箕面・吹田・豊中の3つのキャンパスで集められた使用済みペットボトルを新たなペットボトルに生まれ変わらせる「ボトルtoボトル」水平リサイクルを2024年4月より開始する。

水平リサイクルとは、使用済み製品を原料として用いて同一種類の製品につくりかえるリサイクルのことで、サントリーグループは2012年に国内清涼飲料業界で初めてメカニカルリサイクルとしてリサイクル素材100%のペットボトルを導入したことをはじめとして、従来よりもCO2排出量を低減する世界初の「FtoPダイレクトリサイクル技術」を協栄産業など4社と共同開発するなど、長年にわたって技術革新を進め、積極的に「ボトルtoボトル」水平リサイクルを実用化・推進してきた。

サントリー食品インターナショナルは、2019年に策定した「プラスチック基本方針」で掲げた、“2030年までにグローバルで使用するすべてのペットボトルに、リサイクル素材あるいは植物由来素材等を使用することで、化石由来原料の新規使用をゼロにする”という「ペットボトルの100%サステナブル化」の目標達成と持続可能な社会の実現に向け、引き続き活動を推進していく。


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