【アジア】パソナグループ ベトナムの大学とIT人材育成・就職支援で覚書締結

パソナグループはベトナム・ダナンのズイタン大学と国立ダナン工科大学と、IT人材育成及び就職支援に関する覚書(MOU)を締結した。

日本では少子高齢化の進行で総人口に対する生産年齢人口の割合が減少を続け、2030年には最大79万人に及ぶIT人材の不足が試算されている(2019年経済産業省「IT人材需給に関する調査」)など、国内のIT人材需要は今後も高く推移することが見込まれている。

一方ベトナムは、人口増加を続けており平均年齢は日本の50歳に対し31歳と若く、総人口に対する生産年齢人口の割合が高い国家の一つで、政府主導でIT人材の育成に注力している。このことから、IT人材の安定的な供給と、また国内外におけるIT人材の更なる活躍に期待が寄せられている。

今回、パソナグループはベトナム・ダナン市の国立ダナン工科大学及びズイタン大学と覚書を締結し、同社がダナン市に2023年6月に開設したBPOサービスの拠点となる「パソナ DX ハブダナン」を活用し、両大学の学生を対象とした研修やインターンシップを実施するなど、実社会で即戦力として活躍できるIT人材の育成を図る。またパソナグループが持つ国内外に広がるネットワークを活かし、両大学の学生達の卒業後の就職支援等を行う。


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