【アジア】上海通運 中国・洋山地区で輸出用新倉庫の稼働開始

日本通運グループ会社の上海通運は中国の洋山地区で輸出用新倉庫の稼働を開始した。

上海港における2020年のコンテナ取り扱い量は、前年比0.5%増の約4,350万TEUとなり11年連続でコンテナ取り扱い本数世界一を達成した。また洋山ターミナルでは初めて2,000万TEUを突破し、コロナ禍においても過去最高を更新している。

上海通運は外高橋エリアに加えてこの洋山エリアも上海における重要な輸出拠点として位置づけ、東海大橋まで20km,洋山ターミナルまで50kmの好立地に新たに倉庫を開設した。

新倉庫では主に自動車部品を取り扱い、クロスドック輸出業務に適した低床式・両端開口の構造で、通い容器の管理業務や荷姿変換業務も対応する。今後は欧米発着の輸出入倉庫拠点として基盤を強化していくとともに、倉庫事務のデジタル化や、先端技術を活用した省人化を図る。

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