【物 流】日本通運 福岡発沖縄向け医薬品の海上輸送サービスを拡充

日本通運は福岡発沖縄向けの医薬品海上輸送において、輸送便数と積載量を拡大し、温度管理機能を強化することでサービスを拡充した。

従来、天候の影響による欠航や遅延による輸送途中での長時間の温度管理に課題があった。その課題に対応する為、輸送便数と積載量を拡大し、温度管理機能を強化することで、医薬品の海上輸送サービスを拡充した。

具体的には、福岡発沖縄向けの海上輸送サービスを従来の週2便から週3便に拡大し、顧客の輸送スケジュールに対し、柔軟に対応できるようにした。またコンテナでの積載方法を見直したことで1輸送当たりの積載量を約2倍に増強した。さらに、発送元から配達先まで医薬品の管理温度(2~8度および1~30度)に対応した。

港湾作業時の温度逸脱リスクに重点を置いた6か月にわたる実証実験を実施し、35度以上の猛暑日においても管理温度内での輸送が可能なことが実証された。日本通運は今後も物流を通して医薬品の価値を高め、必要とする人々の健康に寄与するべく、医薬品業界の課題に対応したソリューションを提供していく。


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