【流 通】イトーキとトヨタ紡織 「ケナフラウンジチェア」を開発

イトーキはトヨタ紡織と共同で、サステナブルな植物「ケナフ」を活用したチェア「ケナフラウンジチェア」を開発した。

イトーキはエルゴノミクス(人間工学)に基づいた様々なオフィス家具をこれまでに製造販売してきたほか、重要課題の一つに環境経営を掲げ、事業を通じた社会課題の解決に取り組んでいる。またトヨタ紡織は「内装部品のカーボンニュートラルの実現」に取り組んでおり、ケナフ繊維とポリプロピレン繊維より作られた"ケナフボード"を従来の石油由来樹脂の使用量を削減しながら軽量・高剛性を実現する素材として、自動車内装部品に一部活用されている。

両社はオフィス家具業界で初めて(※1)、ケナフを原料としたオフィス家具を2021年8月に共同開発した。今回、イトーキのチェア設計・製造技術と、トヨタ紡織のケナフボードの加工技術を掛け合わせることで、環境にやさしく、より意匠性の高いチェアを共同開発した。

※ 2021年8月、イトーキ調べ

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