【知 識】りそなＨＤ ＢｔｏＣ企業向け市場調査コンサルティングの試行開始

りそなホールディングス、りそな銀行、埼玉りそな銀行、関西みらい銀行とみなと銀行は、ＢｔｏＣ企業の本業支援を目的にベータ・ジャパンと協業し、市場調査コンサルティングの試行を開始した。

企業の競争や消費行動が目まぐるしく変化する環境下で、企業の約２０％が「新たに商品を本格販売する前に市場の反応を見たい」「既存商品を改善したいが、どうすればいいかわからない」など、消費者ニーズの把握に課題を感じている（※１）。

こうした課題を解決するため、国内一等地にある体験型ストアｂ８ｔａ内に特設スペースを設け、りそなグループの顧客企業の商品を出品する。各商品を熟知したｂ８ｔａテスター（店舗スタッフ）と店内ＡＩカメラの活用により、消費者からの質問・感想等に関する定性データ、来店客がどの商品をどれだけ見ていたかなどの定量データを取得し、商品改善提案などのコンサルティングを通じて、本業支援する。

ベータ・ジャパンはＲａａＳ（※２）業界のパイオニアとして「売ることを主目的としない」実店舗を用いた市場調査のソリューションを提供している。今回の試行では、りそなグループとお取引のあるＢｔｏＣ企業の中から、３か月間の出品期間でコンサルティングをご希望のお客さまを２８社募集する。

※１　令和２年１０月１４日　金融庁「企業アンケート調査の結果」より。

※２　ＲａａＳ（Ｒｅｔａｉｌ　ａｓ　ａ　Ｓｅｒｖｉｃｅ）

小売のサービス化

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