【物 流】Hacobu 動態管理サービスに地点毎の滞在時間を分析する機能を追加

Hacobuは動態管理サービス「MOVO Fleet(ムーボ・フリート)」に、地点毎の滞在時間を分析する機能を実装した。「MOVO Fleet(ムーボ・フリート)」のオプション機能として提供される。

同機能は、配送先での滞在時間を可視化することで、迫る「2024年問題」や「物流革新に向けた政策パッケージ」への対応に向けた課題解決や配送効率向上を支援する。これまでも、荷主事業者や元請け物流事業者が、配送先での滞在時間をデータとして取得することは可能だったが、そのデータから2024年問題対策や輸配送効率化に向けたアクションを起こすための分析機能がなく、データがあってもアクションを起こしづらい状況にあった。

今回追加した機能では、あらかじめ設定した地点ごとに、訪問車両数、訪問回数、平均滞在時間を算出することができ、エリアごと、同一荷主ごとなど、比較したい範囲を絞って地点間の比較ができる。これにより平均滞在時間が長い、改善余地がありそうな地点を特定しやすくなるほか、特定の地点における滞在時間の長さの分布を確認できるため、全体的に滞在時間が長いのか、もしくは特定の車両(運行)が平均滞在時間を延ばしているのか把握することができる。また、車両ごとの滞在時間を一覧化することができ、滞在時間が長い運行の特定や、対象車両の走行履歴の確認を容易に行うことができる。


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