【知 識】慶應義塾大学 AWSジャパンと大学発スタートアップ支援で連携

慶應義塾大学イノベーション推進本部は、世界で包括的かつ幅広く採用されているクラウドコンピューティングを提供するアマゾン ウェブ サービス ジャパン(以下 AWSジャパン)と、大学発のスタートアップの創出と成長を加速するための連携協定を締結した。

協定によりAWSジャパンは慶應義塾大学と連携し、慶應義塾大学関連スタートアップへの計算リソースの提供や、慶應義塾大学へのスタートアップや起業家が必要とする技術・人材支援や情報提供などを行う。両者は協働して大学発スタートアップの創出支援・育成を行い、大学発スタートアップによる教育・研究成果の社会実装を推進することで、全社会の課題解決を目指す。

慶應義塾大学は、大学の産学連携機能を担うイノベーション推進本部内のスタートアップ部門を2022年3月より本格始動させ、大学発スタートアップの創出・成長を通じた研究・教育成果の社会実装を推進している。2022年12月には、慶應義塾大学関連スタートアップ制度や慶應版客員起業家(EIR)制度を導入し、複数のパートナー企業との連携協定の締結を発表している。また、2023年5月に発表された「令和4年度大学発ベンチャー実態等調査」(経済産業省)における大学別企業数では全国3位となった。


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