【アジア】JERA ベトナム電力公社と脱炭素ロードマップ策定に関して協業
JERAはベトナム電力公社(以下 EVN)との間で、EVNの脱炭素ロードマップの策定に向けて協業することを定めた覚書を締結した。
ベトナムは経済成長に伴い、今後も電力需要の増加が見込まれ、エネルギーの安定供給確保と脱炭素化の両立が課題となっている。再生可能エネルギーの導入拡大とともに、火力発電においてアンモニア・水素への転換を進める方針が示されている。JERAはベトナムを重点国と位置づけ、経済発展を支えるためのエネルギーの安定供給と脱炭素化の両立に向けた検討を加速させている。
EVNは傘下企業と合わせてベトナムの発電容量の(※)約4割を保有する、同国最大の発電事業者であり、同社と脱炭素化に向けた協業を進めることは、同国の電力セクター全体の脱炭素化に寄与することが期待される。
覚書はベトナムの電力セクターの脱炭素化に向けた情報共有および協議を進めることを定めている。今後両社は、火力発電分野をはじめとするEVNの事業全体の脱炭素化に向けたロードマップの作成や、EVNの火力発電所へのアンモニア・水素導入に向けた検討を進めていく。
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