【アジア】三井不動産 マレーシア物流施設事業への参画決定

三井不動産はマレーシア三井不動産を通じて、現地大手物流会社ピーケーティーロジスティクスグループ(以下 PKT)と共同事業契約書を締結し、マレーシア・ケダ州クリムにおける物流施設事業「クリムロジスティクスハブ」への参画を決定した。同事業はPKTとマレーシア三井不動産との合弁会社を通じて推進する。

マレーシアは人口・経済規模の拡大が続いており、また、貿易額もタイと並ぶ高い水準にあるなど、今後の物流施設の需要拡大が見込まれている。共同事業者である現地大手物流会社のPKTは、マレーシアにおいて幅広い顧客層を有し、物流施設開発でも多数の実績をもちます。三井不動産グループは、これまで国内外で培ってきた物流施設開発のノウハウを最大限に活かし、PKTと共同で本事業を推進する。

三井不動産が今回参画する事業は、ペナン港およびペナン国際空港へのアクセスが良好なバターワース・クリム高速道路沿いに所在し、半導体を中心とした電気・電子産業の工場が集積する「クリムハイテクパーク」や自動車関連工場などに近接している。こうした立地特性やテナント候補企業の需要に合わせた開発を検討、推進する。また施設敷地内には、マレーシア国内の物流施設としては珍しいカフェテリアやスポーツジムなど従業員向けの利便施設も設置を予定している。従業員満足度の向上とともに、他社施設との差別化を図る。


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