【流 通】東京海上日動 「レジリエント情報配信サービス」の提供開始

東京海上日動火災保険(以下 東京海上日動)は、2021年に防災科学技術研究所と共同出資して設立したI-レジリエンスと連携し、気象や地震の情報をリアルタイムに可視化する「レジリエント情報配信サービス」の提供を開始する。

近年、豪雨や台風等の自然災害が多発し、多くの企業に甚大な被害をもたらしている。企業における自然災害への対応、特に防災・減災に対する取り組みは、企業が事業を継続し持続的に発展していくうえで不可欠なものとなっており、益々重要性が高まっている。

レジリエント情報配信サービスは、GIS(※)プラットフォーム上に気象情報や防災情報を取り込み、登録された全国の拠点毎の情報を地図上に可視化するサービスで、登録された顧客の拠点などにおいて自然災害による被災のリスクが高まった際に、アラートを発信・通知する。

東京海上日動とI-レジリエンスは、「レジリエント情報配信サービス」の高度化に向けて、災害情報の提供に留まらず、防災科学技術研究所が保有する研究成果を活用した独自の気象データ等を配信していく予定にしている。また、災害対応や防災対策の高度化に向けて、より実効性の高い防災情報を企業や自治体等に届けるサービスの開発を進めていく。


※ GIS(Geographic Information System)

地理情報システムのことで、河川や気象等のさまざまなデータをデジタルの地図上に可視化することが可能


・製品名および会社名などは、各社の商標または登録商標です