【物 流】ZMP ロボットマネジメントシステムの対象にドローンを追加

ZMPは、独自開発のロボットマネジメントシステムROBO-HI(ロボハイ)の対象にドローンを追加し、ドローンとロボットが連携したオペレーションの統合管理プラットフォームとして提供を開始する。

ROBO-HIは、施設や街単位でロボットを統合的に管理するシステムであり、ロボット、エレベーターなどの設備、各種業務システムと連携し、人手を介することのないロボット運用を可能とする。また、ロボットの位置や状態をリアルタイムで監視することができ、複数種、複数台のロボットが混在する空間における群制御・群管理を行う。これにより導入したロボットの業務最適化、費用対効果の向上が期待される。

同社は、宅配ロボット「DeliRo(デリロ)」など地上を走行するロボットの社会実装を進めており、今回新たにROBO-HIの管理対象に空を飛行するドローンを追加することにより、それぞれの位置情報やステータスの共有をスムーズに行うことができるようになる。これにより、長距離輸送はドローンが行い各戸への配送を宅配ロボットが行う、また、広範囲な空からドローンが計測を行い、地上での計測や作業をロボットが行うといった、複数のドローン・ロボットを連携させた統合的なオペレーションが可能となる。

ROBO-HIのドローン連携は、本格受注に先立ち2023年7月20日よりベータ版の受注を開始した。


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