【知　識】信金中金と神戸大学　中小企業の脱炭素経営実現を目指し共同研究を開始

信金中央金庫（以下　信金中金）は神戸大学経済経営研究所と、中小企業における脱炭素経営の実現を目指し、２０２３年８月より共同研究を開始する。

中小企業の脱炭素経営にかかる実態や課題を調査・研究し、学術的観点から、より実効性の高い脱炭素化支援策を検討するとともに、研究成果を広く発信することで、信用金庫とともに中小企業の脱炭素経営の実現を後押しする。

信金中金は信用金庫とともに、中小企業の脱炭素化の実現を目指す「しんきんグリーンプロジェクト」を２０２２年度より開始している。その一環として２０２２年６月には、環境省と全国信用金庫協会の間で「持続可能な地域経済社会の実現に向けた連携協定」を締結した。２０２３年７月には環境省近畿地方環境事務所および近畿地区信用金庫協会との間で「近畿地方における脱炭素およびローカルＳＤＧｓの実現に向けた連携協定」を締結し、官民が連携し、脱炭素社会の実現を目指す取組みを進めている。

今回開始する共同研究は、「しんきんグリーンプロジェクト」のさらなる深化を図り、中小企業における脱炭素化の一層の推進を目指す。中小企業金融や脱炭素経営に高い知見を有する神戸大学経済経営研究所と、信用金庫とともに全国の中小企業の脱炭素化を支援する信金中金の連携により、中小企業の実態を的確に捉えた調査・研究成果に基づき、実効性の高い脱炭素化支援策の立案を目指す。

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