【流 通】デジタルアーツ ポップアップ型メール誤送信対策製品を提供

デジタルアーツはOWA(Web版Outlook)に対応した、ポップアップ型メール誤送信対策製品「m-FILTER MailAdviser OWA」を2023年7月4日に提供を開始する。

数多くの取引先を抱える組織では、日々重要なファイルのやりとりが行われている。その過程でメール誤送信が発生した場合、重大な情報漏えいとなる。また従業員は誤送信リスクのストレスを抱えながら慎重に業務を行わねばならず、ビジネスの生産性に影響を及ぼしかねない。

デジタルアーツは、クライアント型Outlookと連携できる、ポップアップ型メール誤送信対策製品として「m-FILTER MailAdviser」を提供しており、2023年4月末時点で20万人以上が利用している。近年、Webブラウザー上でメール機能を利用できるOWA(Web版Outlook)を利用する組織が増えていることから、OWA環境でも「m-FILTER MailAdviser」を利用したいというニーズも増加している。

今回、OWAのアドインとして利用できるポップアップ型メール誤送信対策製品「m-FILTER MailAdviser OWA」を提供する。「m-FILTER MailAdviser」で提供しているポップアップ型誤送信対策機能に、昨今セキュリティ上のリスクが指摘されるようになった、送信時のPPAP(ファイルをパスワード付きZIPファイルにしてメールで送付し、パスワードを別送するファイルのやり取り)問題を解決できる機能を追加し、誤送信対策だけでなくPPAP対策も可能になる。

「m-FILTER MailAdviser OWA」は、メール送信時にポップアップ画面を表示して宛先や本文、添付ファイルなどに間違いがないかのチェック作業をメール送信者自身に促し、誤送信リスクの気付きを与え誤送信を防止する。さらにPPAP対策として、添付ファイルを暗号化し、デジタルアーツが提供するオンラインストレージにファイルを自動的にアップロードする仕組みも搭載する。送信者はポップアップ画面やOWAのメール送信済み画面から閲覧者の指定できる。ファイルを誤送信してしまった場合でも、後から閲覧する権限をはく奪し、閲覧禁止とすることも可能で、これらの機能により、安全性と利便性の高い送信時のPPAP対策とファイル管理を実現する。


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