【物　流】安田倉庫　ラピュタロボティクスの自動フォークリフトを試験運用開始

安田倉庫はロボティクスプラットフォームを提供するラピュタロボティクスの「ラピュタ自動フォークリフト」を、同社の東雲営業所に試験導入する。今回の試験導入は、実際の倉庫現場で自動フォークリフトの動きを確認するためで、２０２３年６月上旬から開始している。

試験導入は、①すでに導入しているＡＭＲ（自律走行搬送ロボット）のオペレーションノウハウを活かし、更なるＤＸ推進に向けて取り組むことと、②自動フォークリフトを導入した場合と同様の条件で稼働させて、生産性向上や省力化の確認を行うことの２点を目的に実施される。

ラピュタ自動フォークリフトについては、従来の自動フォークリフトで必要な反射板や磁気誘導が不要であり、ＬｉＤＡＲ（「光検出と測距」ないし「レーザー画像検出と測距」による、光を用いたリモートセンシング技術の一つ）と群制御ＡＩで稼働することにより、業界最先端の自動フォークリフトになり得るものとして、高く評価し、「物流現場ＤＸ」に資するソリューションとして期待される。

安田倉庫は試験運用を通じて、生産性の向上に加えて、労働環境改善の観点も含め、持続可能な倉庫内作業環境の構築に向けて、ラピュタと共に今後も取り組んでいく。

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