【物 流】ロジスティード 医薬品の製造・品質管理基準に対応したシステムを導入

ロジスティードは同社グループの医薬品物流サービスにおいて、GMP(厚生労働省が定める医薬品の製造・品質管理の基準)に対応した文書記録管理システムを新たに導入した。

医薬品は、その製造工程だけでなく流通過程においても品質低下のリスク防止や患者の安全を確保するために、データが完全で一貫性があり、正確であることを保証することが求められている。ロジスティードは自主基準であるGDP(医薬品適正流通基準)が将来的に厚生労働省によって省令化されることも視野に入れており、日立産業制御ソリューションズの文書管理システム「HITQUAA」を導入した。物流事業者への導入は初めてであり、今回の試みは製造領域と同レベルの高品質な文書記録管理を、物流領域へも展開する。

今回導入されるシステムによって、ユーザー操作のシステム制御や改ざん・誤操作による文書喪失の防止の他、文書の原本性の確保、電子署名機能、電子記録の監査証跡機能など、厚生労働省が定めるER/ES指針に対応した厳格な管理を実現する。さらにDXによって紙のコストや保管スペースの削減にもつながり、保存管理の効率化や文書の検索・承認作業のスピード化にもつなげる。


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