【流 通】鉄道輸送の災害時における代行輸送力強化に向け内航船を発注

センコーグループホールディングスとJR貨物は、総トン数499トン型貨物船を共同で1隻新造し、保有することとし、造船契約を締結した。

この取組みを通じ、センコーは重要な輸送モードである貨物鉄道輸送を構成する利用運送事業者の一員として、安定輸送に貢献する。JR貨物は頻発する自然災害への対策強化に向けて輸送モードの複線化を図り、「JR貨物グループ長期ビジョン2030」に掲げる「安心・安全な物流サービス」の実現に努める。竣工は2024年春を予定している。

同船は、平常時にはセンコー海運グループで運航する。自然災害等が発生し、貨物鉄道のネットワークが寸断された場合には、JR貨物が実施する災害代行輸送に同船を投入し、各利用運送事業者より引き受けた貨物を輸送する。これにより貨物列車の不通区間をバイパスする輸送サービスを継続することができる。


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