【物 流】スズキ モーダルシフトを推進し、CO2排出量を削減
スズキは自動車部品・用品の輸送におけるCO2排出削減に向け、31フィート鉄道コンテナを導入した。同社が所有するコンテナは、スズキ部品 センター福岡向けの輸送に使用される。
従来、同センターへの輸送には大型トラックや12フィート鉄道コンテナが使われていたが、大型トラックはCO2排出量が多く、12フィートコンテナは積載量が少ないという課題があった。31フィートコンテナの導入により、鉄道輸送を定常化し、積載量を確保するとともに、大型トラックと比較してCO2排出量を80%削減できるとしている。
スズキは部品・用品輸送におけるモーダルシフトを推進しており、2022年12月に新設した北海道苫小牧市の部品センターへの輸送では、静岡県湖西市の部品工場から苫小牧への輸送距離の8割を海上輸送に切り替えることで、CO2排出量を73%削減している。
スズキは、2050年でのカーボンニュートラル実現を目指して、モーダルシフトを推進することで、CO2排出削減への取り組みを強化している。
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