【アジア】田中貴金属工業 韓国の現地営業拠点を法人として営業開始

田中貴金属工業は韓国での営業戦略として「韓国 TKK」をソウルに設立し、2023年4月3日から新法人として営業を開始した。

これまで韓国では、日本法人の現地支店として運営を行ってきたため、韓国国内の顧客に対して日本法人として取引・販売をする必要があった。そのため現地通貨に対応できないことで、対応できる案件が限られてしまうなど、韓国国内における取引に制約が生じていた。

今回の現地法人設立により、今後は韓国国内の顧客に対して、現地通貨(大韓民国ウォン)で現地法人として取引をすることが可能になる。これにより現地法人が直接、韓国国内で取引ができるようになり、輸入通関も行ったうえでの国内引き渡しが可能となるなど、現地における取引をさらに円滑化・活性化することができるようになる。また、これまでは日本法人の支店としての位置づけであったため、韓国の国策研究所案件や、貴金属リサイクルのための故品回収などへの入札参加資格がなかったが、現地法人化により国家研究向けめっき装置や各種資材、また石油化学触媒故品回収などの現地における入札が可能になる。その結果、韓国国内における取引の幅が大きく広がることが期待される。

田中貴金属工業は今回の韓国ソウル支店の現地法人化により、韓国における取引を円滑にするとともに、提供できる製品の幅をさらに拡大することで現地のニーズに応えていく。さらに現地法人設立後の注力分野として、白金を中心とした故品回収貴金属リサイクルに加えて、プリカーサー市場への新規参入を図るなど、韓国における事業をさらに拡大していく。


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