【物　流】Ｆ－ＬＩＮＥ　物流未来研究所を設立　食品物流の課題解決の取り組みを推進

Ｆ－ＬＩＮＥは荷主企業と物流会社が一体となって設立された強みを活かし、物流課題の解決へ向けた取り組みを拡大、加速させるための新組織「物流未来研究所」を２０２３年４月１日付で設立し、業界の物流改革をより一層推し進めていく。

昨今の物流業界はトラックドライバー不足、物流コストの上昇、Ｃｏ２削減をはじめとする環境対策等、解決すべき課題を多く抱えている。加えて「２０２４年問題」の対応等、食品物流を取り巻く環境は一層厳しさを増している。

そのような環境下において、同社はこれまでＦ－ＬＩＮＥプロジェクト（※）の参加企業とともに、食品物流課題に対して、取り組んできた。具体的には、持続可能な物流の構築として、「共同配送の取り組み」「先進物流技術の開発・活用」「多様な人財登用と働き方改革の推進」等の活動である。

今回新設する物流未来研究所は、Ｆ－ＬＩＮＥプロジェクトを加速させることで、食品業界の物流改革を一層推し進めていくことを設立の目的としている。その目的の達成のため、組織の位置づけも社長直轄の組織としている。

今後はＦ－ＬＩＮＥプロジェクト参加６社以外の荷主との連携も視野に活動を拡大していき、荷主との協働体制のもと、持続可能な食品物流構築へ向けて活動していく。

※ 食品物流の諸課題に対して食品メーカー協働で検討するプラットフォーム（２０１５年発足）

【参加メーカー】味の素、カゴメ、Ｍｉｚｋａｎ、日清オイリオグループ、日清製粉ウェルナ、ハウス食品グループ本社の計６社

・製品名および会社名などは、各社の商標または登録商標です