【アジア】丸紅 フィリピンで森林再生カーボンクレジットプログラム開発

丸紅はフィリピン環境天然資源省、大手財閥グループDMCI Holdingsの親会社であるDACONとフィリピン大学森林天然資源学部とともに、森林再生を通じたカーボンクレジットプログラムの開発プロジェクトを推進することに合意し、覚書を締結した。フィリピンで初めて産学官が協働し森林再生を通じたカーボンクレジットプログラムを開発する。

フィリピンでは20世紀初頭には国土の約7割を森林が占めていたが、過剰伐採や農地転換等により、2020年時点では約2割にまで減少している。森林の減少は土砂崩れや洪水被害等、フィリピンが直面している自然災害リスクの主な要因と考えられており、森林再生が喫緊の課題となっている。

今回のプロジェクトでは産学官が一体となり、フィリピン政府が掲げる環境保全と地球温暖化対策への寄与という社会公益性に加え、経済性も同時に実現することを目的としている。生物多様性の回復、地域コミュニティにおける雇用を創出し、森林による炭素吸収・固定を通じたカーボンクレジットプログラムの確立を目指す。今後、フィリピン・西ネグロス州での植林を通じた森林再生、およびカーボンクレジットプログラムの枠組みについて協議を進めていく。


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