【知　識】日産と積水ハウス　集合住宅でのＥＶの普及にむけたプロジェクト発足

日産自動車（以下　日産）と積水ハウスは、ゼロエミッション社会と快適でエシカルな暮らしの実現に向け、「＋ｅ　ＰＲＯＪＥＣＴ（プラスイープロジェクト）」を発足させ、住環境とＥＶのより良い関係性を目指したさまざまな施策を展開していく。

今回のプロジェクトは、日産が２０２２年１２月に実施したＥＶの購入時に重要な住居の環境についての調査の結果を受け発足した。調査ではＥＶ検討層の直近３年間での購入検討が７割以上と増加傾向にある中、住環境が理由でＥＶ購入を断念した経験があるとする回答が半数以上もおり、さらに現在、集合住宅に住居でＥＶの購入が難しいと考える層が８割を超えるなど、非常に多いことがわかった。そこで今回、住環境が理由でＥＶを諦めることがない世の中の実現を目指し、日産と積水ハウスはプロジェクトを始動する。プロジェクトのスタートとして、日産が神奈川県横浜市にある積水ハウスが建築したゼロエネルギーの賃貸住宅「シャーメゾンＺＥＨ」で、集合住宅でＥＶのある暮らしを体験するイベント「＋ｅ　試住」を２０２２年３月４日から実施する。「＋ｅ　試住」は「食体験」「防災シミュレーション」「ペットとの暮らし」の３つのテーマを設定し、集合住宅にてＥＶのある暮らしを１泊２日で体験できる。また現在集合住宅で暮らす方に向けて集合住宅へのＥＶ充電設備導入方法をよりわかりやすくステップでまとめた特設サイトも公開した。サイトではプロジェクトに関する内容だけではなく、実際に充電器の設置を検討する際に参考となる具体的な設置方法に関する情報なども紹介する。

・製品名および会社名などは、各社の商標または登録商標です