【物 流】プロロジス 災害時の物流施設使用で千葉県八千代市と協定締結

プロロジスは千葉県八千代市と、「災害時等における施設利用の協力に関する協定」を2022年11月22日に締結し、八千代市役所内において締結式を執り行った。

災害発生時に八千代市の要請に応じて、プロロジスが八千代市内で運営する物流施設「プロロジスパーク八千代1」の一部を、物資集積場所及び車中泊避難場所として提供する。市内各所への避難所などに必要な物資をより迅速に配送する場所を提供する。乗用車約100台分の車中泊避難者の避難場所としての利用を可能とする。またトイレ設備及び水道設備の利用や、八千代市が発信する情報、使用施設周辺の被害状況、道路状況等の情報を提供し、避難者の支援に努める。

「プロロジスパーク八千代1」は良好な地盤に立地し、ハザードマップにおいても地震時の液状化や大雨による浸水が想定されないエリアにあるため、防災面・BCPにおいても優位性が高い。施設には非常用発電機の燃料オイルタンクを地下に備えており、停電時には防災センターや入居企業の事務所エリアなどの主要機能へ最大約7日分の電力供給を可能としている。また井水浄化設備を設置しており、断水時にもトイレ用水を確保、事業継続を支援する施設仕様となっている。防災センターには、緊急地震速報システムや衛星電話も備えている。


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