【知 識】東京大学と三井住友信託銀行 ファミリービジネスに関する共同研究を開始
東京大学大学院経済学研究科と三井住友信託銀行は、ファミリービジネスに関する共同研究を開始した。
ファミリービジネスに関する研究は欧米で活発に取り組まれているが、日本のファミリービジネスに適合したガバナンス態勢は必ずしも確立されていない。ファミリービジネスには企業側のガバナンスであるコーポレートガバナンスとファミリー側のガバナンスであるファミリーガバナンスの2つがあるが、企業文化等が企業ごとに相違するなど、それぞれのファミリービジネスに合致したガバナンス態勢が求められている。
共同研究ではファミリービジネスにおいてどのようなガバナンスが求められるかを明らかにし、実際にファミリービジネスを営む企業オーナーに理解され、具体的なガバナンス対策として活用されることを目指す。
ファミリービジネスを営む企業オーナーに対してファミリーガバナンスの意識を浸透させることにより、ファミリービジネスの存続・成長および地域エコシステムの再構築につなげる研究を行う。三井住友信託銀行は共同研究の成果を、ファミリービジネスの存続・成長に向けたファミリーガバナンス対策に活用することを考えている。
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