【知 識】神奈川県葉山町と応用地質 土砂災害・防災システムの構築を目指す実証実験

神奈川県葉山町と応用地質は、土砂災害から住民を守る新たな防災システムの構築を目指す実証実験を開始した。

実証実験は2022年8月4日に締結した官民連携協定に基づくもので、今回は、葉山町立図書館裏の土砂災害警戒のレッドゾーンに区域指定されている斜面において、崖崩れの早期検知を目的とした傾斜センサを合計4台設置した。

このエリアは崖崩れの恐れとともに、樹木が大径化・傾倒し、倒木や崩落などの危険性もある。このように危険木化した樹木の問題は葉山町に限らず斜面地を抱える都市域の土砂災害に関する共通の課題であり、今回設置した観測システムにより、斜面変動とともに倒木の兆候の検知もあわせて試みる。

葉山町と応用地質は、今回の官民連携の取組みを通じて、過去に町内で発生した災害履歴や当時の降雨データを用いて斜面変動と降雨の関係を分析し、住民の適切な避難行動につなげるための新しい基準や最適な周知方法の確立等を目指す。


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