【流 通】日本栄船 広島市営桟橋に海洋浮遊ゴミ自動回収装置を設置

商船三井のグループ会社で、曳船事業などに取り組む日本栄船は、広島市の協力の下、日本栄船のタグボート基地として使用している広島港の広島市営桟橋に、海洋浮遊ゴミ自動回収装置「Seabin(シービン)」(※)を設置した。

Seabinは港湾やマリーナなど穏やかな環境の水域に設置できるゴミ回収装置で、2mm超のマイクロプラスチックの回収もできる。水面に浮遊するゴミを周囲の水とともに吸い込む形で回収し、実際に設置してから2.5日で合計23kgを回収できた。

日本栄船はSeabinの設置に加えて、Seabinで回収をした海洋ゴミを毎日引き揚げ分別する。なお回収したゴミは、産業廃棄物処理法に従って適切に処理される。


※ Seabin(シービン)

潮流に浮遊するゴミを毎時25,000l吸収可能な水中ウォーターポンプによって海洋ゴミを回収する装置。平泉洋行が販売


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