【環 境】金沢と富山のマラソン大会で飲料容器回収・紙製コップリサイクルの実証実験

「金沢マラソン2022」と、「富山マラソン2022」のオフィシャルスポンサーを務める北陸コカ・コーラボトリングは、日本コカ・コーラと、日本製紙と協働で、各会場において「飲料容器回収・紙製コップのリサイクル実証実験を実施する。

「金沢マラソン2022」と「富山マラソン2022」は2大会合計で約24,000名のランナーが参加する予定。実証実験は紙容器の再資源化の技術を持つ日本製紙と、容器由来の廃棄物削減を目指す北陸コカ・コーラボトリングと日本コカ・コーラの3社が協業し、会場で排出される使用済み紙製コップを回収・リサイクルすることで、廃棄物の削減に貢献する。

各会場で適切に分別回収された使用済み紙製コップは、破砕洗浄後にベール化、製紙工場でトイレットペーパーや段ボールにリサイクルされる。すでに回収ルートやリサイクル手法が確立されているビン・缶・PETボトル等と比較し、紙製コップの回収・リサイクルは普及途上にあるが、3社は本実証実験を通じて使用済み紙製コップの回収・リサイクルにまつわるノウハウ確立と、環境負荷低減効果の検証を目指す。

北陸コカ・コーラは2大会の協賛社としてランナー、運営スタッフに飲料を提供するとともに、大会運営事務局との協業によりPETボトルと紙製コップの回収に取り組む。なお今回会場内で排出されたPETボトルも回収され、北陸コカ・コーラグループのGRNエコサイクルで処理され、再びコカ・コーラ社の容器としてリサイクルされる予定になっている。


・製品名および会社名などは、各社の商標または登録商標です