【物 流】日本パレットレンタル 納品伝票電子化・共有システムのサービス提供を開始

日本パレットレンタルは、納品伝票電子化・共有システム「epal DD Plus」のサービス提供を開始する。epal DD Plusは輸配送の際に発行される納品伝票を電子化、共有化することで、発荷主、着荷主および物流事業者の業務効率化と生産性向上を実現する。

epal DD Plusの導入によって、今まで紙伝票で生じていた、伝票発行や仕分け・照合の業務が、デジタルデータを利用することで効率化が可能。さらに、電子化された情報を活用することで、検品の省力化に役立てることができ、伝票情報に賞味期限等の情報を付加したASN(事前出荷通知)を作成し検品レスを導入したことで、ドライバーの手持ち・検品・手続き時間を1日当たり約10%~約36%短縮することができる。加えてepal DD Plusでは、パレットの個体番号と積載物を紐づけた情報を取り扱うことも可能となっている。

納品伝票の電子化は、標準的なデータフォーマットや運用が定められていないことが原因となり、普及しているとは言い難いが、epal DD Plusでは、日本加工食品卸協会が承認した標準フォーマット「事前出荷通知情報」に準拠し、汎用性を担保しているため、利用者の抱えるデータフォーマットの乱立、システム投資や負荷の増大に対する不安が解消できる。


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