【物 流】ウェザーニューズ ルート上の天候リスクを予報する機能の提供開始

ウェザーニューズは天気アプリ「ウェザーニュース」にて、ドライブルート上の天候によるリスクを確認できる「ドライブリスク予報」の提供を開始した。目的地までのルート上で予測される「路面」「視界」「強風」の3項目への影響を、「危険」「警戒」「注意」の3段階でマップ上に表示し、ドライバーに注意喚起を行う。

ドライブリスク予報で は出発地点と目的地、出発時間を設定すると、目的地までのドライブルート上の天候によるリスクを確認できる。項目は「路面」「視界」「強風」の3項目で、「路面」では強雨によるスリップのリスク、「視界」では強雨による視界不良のリスク、「強風」では強風によってハンドルが取られるリスクを「危険」「警戒」「注意」の3段階で表示する。よく利用するルートは登録しておくことで、アプリ起動後すぐにルート上のリスクを確認することができる。

ウェザーニューズはサービス開発にあたり、スマホアプリ「ウェザーニュース」の利用者を対象に半年間に亘る「ドライブリスク調査」を実施し、計13回の調査で約5万人から得た回答結果と当時の気象データから、運転に影響する強雨や強風の閾値を導き出した。予報では雨量と風速の予測データから、定められた閾値を用いて雨で路面がスリップしたり、視界が悪くなったりするリスク、強風でハンドルが取られてしまうリスクを算出する。予測データは1km四方で、ルート上をピンポイントで予測するほか、データは10分間隔で更新されるため、ゲリラ雷雨や急激な風の強まりなどもリアルタイムで反映される。なおドライブリスク予報は無料で誰でも利用することができ、ルート上の天候によるリスクを事前に知ることで、安全運転に役立てることができる。

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