【物 流】DCT JAPANとセルート 治験薬配送事業の協業開始

DCT JAPANとセルートは協業し、分散型臨床試験における治験実施医療機関から被験者宅への治験薬配送業務を開始した。

協業の背景には新型コロナウイルスの感染拡大がある。医療機関への来院に依存するのではなく被験者の居宅等で行うDCTが増えており、訪問看護師の重要性が認識される中、居宅での様々なサポート業務の提供が期待されている。また、感染リスク減少のために治験薬の配送がDCTの一つのソリューションとして取り入れられている。

今回、全国で訪問治験を展開しているDCT JAPANと、被験者宅への治験薬配送事業に先駆けて取り組み、多くの実績のあるセルートがパートナーシップを組むことによって、両者の強みを組み合わせた治験薬の最適なロジスティクスと使用管理サービスの提供を開始することとなった。DCT JAPANはフローの構築やスケジュール調整といった治験薬配送の全体マネジメントや、被験者宅での治験薬の受領、投与などの薬剤関連業務を行い、セルートは配送資材の準備や治験薬の配送、配送中の温度管理などを行う。


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