【環 境】サントリーと大王製紙 長距離輸送効率化の新たな取り組みを開始

サントリーグループは大王グループと共同で、関東圏・関西圏間の長距離輸送効率化に向けた新たな取り組みを2022年8月から順次開始する。

サントリーグループはこれまでも「スマートロジスティクス」の取り組みを進め、先端技術の活用や各企業・自治体との連携による、安全・安心で持続可能な物流の実現を目指してきた。

今回、各グループの物流機能会社であるサントリーロジスティクスとダイオーロジスティクスが、長距離トラック輸送において各グループの製品を混載し、積載率の向上や輸送効率化を進める。また3人のトラックドライバーがリレー形式で輸送(スイッチ輸送)することで、長距離輸送における労働負荷を低減する。両社は東京・大阪間で、鉄道によるコンテナの往復輸送も開始した。これらの取り組みにより、トラックドライバーの運転時間を年間当たり約3,900時間減らせるほか、CO2の排出量を約215トン削減する。サントリーロジスティクスとダイオーロジスティクスは、2017年から輸送協力を行っており、今回さらにトラックドライバーの労働負荷と環境負荷の低減を進めていく。

今回の取り組みでは、サントリーグループの飲料製品を積んだのち、トレーラー内上部の空いているスペースに大王製紙の製品を混載することで、容積・重量とも積載率を100%に近づけ、輸送効率の向上を図る。運行するトラックを両社で年間当たり約180台削減し、トラックドライバーの運転時間を約2,100時間、CO2排出量を約115トン削減する。

また混載したトレーラーの輸送では、大王グループの拠点2箇所を中継地として活用する。輸送エリアを関東圏、中部圏、関西圏に3分割し、3人のトラックドライバーがリレー形式で輸送することで、ドライバーの労働負荷を低減する。

31フィートコンテナを共同で使用し、東京・大阪間で、トラック輸送に比べ環境負荷が少ない鉄道輸送を行う。サントリーグループは関西圏から関東圏への貨物移動が比較的少なく、これまでは単独で同区間での往復輸送を行うことは難しい状況であった。そこで、関西圏から関東圏への貨物移動が多い大王グループと協力し、それぞれ片道ずつ貨物を積載することで、往復での輸送を実現する。また、一般的な12フィートコンテナよりも大きい31フィートコンテナを使用することで、輸送の効率をさらに高めていく。年間当たり運行するトラックを約290台削減し、トラックドライバーの運転時間を約1,800時間、CO2排出量を約100トン削減する。


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