【環 境】大阪ガス、丸紅など ペルーでメタネーションに関する共同調査検討を開始

大阪ガスは、丸紅、液化天然ガス事業者のペルーLNG社と、ペルーにおけるメタネーション(※)による合成メタンの製造や販売に関する事業性を共同で調査・検討することに合意した。

大阪ガスグループは2021年1月に「カーボンニュートラルビジョン」を策定し、メタネーションなどによる都市ガス原料の脱炭素化、再生可能エネルギー(以下 再エネ)導入を軸とした電源の脱炭素化によって、2050年のカーボンニュートラル実現を目指している。また、メタネーションの社会実装にむけて、豪州などの海外でも、複数のメタネーションに関する検討を進めている。

同事業は2010年に運転を開始したペルーLNG基地を活用し、再エネ電力を用いて水を電気分解することで生成したグリーン水素と、回収された二酸化炭素を用いて合成メタンを製造し、日本などへの輸出やペルー国内のガス需要に供給することを目指している。


※ メタネーション

水素と二酸化炭素から都市ガスの主成分であるメタンを合成する技術


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