【流 通】近鉄グループ 野菜を特急で輸送し、収穫当日に販売する実証実験を開始

近畿日本鉄道(以下 近鉄)と近鉄不動産、近鉄百貨店は、奈良県の「近鉄ふぁーむ 花吉野」で生産した新鮮な野菜を、大阪阿部野橋駅〜吉野駅間を結ぶ「さくらライナー」で輸送し、近鉄百貨店あべのハルカス近鉄本店内の「ハルチカマルシェ」で収穫当日に販売する実証実験を、2022年7月1日から開始した。

近鉄不動産では、「近鉄ふぁーむ 花吉野」で、水分量をコントロールして糖度を高めたミディトマトやフリルレタス等の野菜を2012年7月から生産している。今回の実証実験は、これまで宅配便などで運搬していた野菜を「さくらライナー」で輸送し、近鉄百貨店あべのハルカス近鉄本店に2021年10月にオープンした「ハルチカマルシェ」で販売する。

近鉄と近鉄不動産、近鉄百貨店は、今回の取り組みにより新鮮な野菜を、環境に配慮した輸送方法により消費者に届けるとともに、今後もグループ連携を強化する。


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