【知 識】鎌倉新書 千葉県八千代市と「終活に係る包括連携に関する協定」を締結

鎌倉新書の官民協働事業は千葉県八千代市と、同社初の事例となる「終活に係る包括連携に関する協定」を締結した。八千代市民や職員等に向けた終活の啓発活動や、終活専用相談ダイヤルの設置を通じて終活に関する課題解決をサポートし、安心して暮らし続けられる地域づくりに貢献する。

鎌倉新書は終活・供養専門企業として「いい介護」、「いい葬儀」、「いいお墓」、「いい相続」などのサービスを運営している。お客様センターやポータルサイトを通じた相談受付や情報提供を行うことで、終活ワンストップサービスの実現を目指している。一方で地方自治体では葬祭や死後の手続きをはじめとする相談に日々対応しているが、相続手続きや墓の購入等の相談先について悩む方が多いことも明らかになっている。

これを受け、鎌倉新書は1984年の創業以降、約40年間にわたり築いてきた専門性を活かし、2021年3月より終活・供養にまつわる住民の課題解決を目的として、地方自治体との官民協働事業を開始した。現在は「おくやみハンドブック」や「エンディングノート」、「おくやみコーナー設置自治体支援ナビ(開発:内閣官房)」の導入支援を主軸に、134自治体(2022年5月25日現在)と提携し、超高齢社会において安心して住み続けられる地域づくりをサポートしている。

八千代市は人口203,524人のうち約25%にあたる50,785人が65歳以上(2022年3月末時点)となり、特に75歳以上の後期高齢者が年々増加傾向にある。同市は最期まで自分らしく豊かな人生を送るための「人生会議ガイドブック」の作成や、在宅医療に関する講演会の開催等、住民に向けた終活に関する取組みを行っている。そこで2022年1月、鎌倉新書が制作した「エンディングノート」を導入し、住民への配布を開始したところ、想像を超える反響があった。これを受け、今後ますますの協力体制を構築するため、協定の締結に至った。


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