【環 境】ファンケル 「MAPKA」を使用した環境配慮型什器を全直営店舗に導入

ファンケルは2022年6月から、全直営店舗に設置されているサプリメント陳列什器を、主原料が紙パウダーの「MAPKA」を使用した国内初の環境配慮型什器にする。環境配慮の店舗を目指してこれにより、什器の製造から焼却までの過程における温室効果ガスの排出量を従来と比べて約30%削減できる。また強度にも優れているため、従来よりも破損リスクの軽減にもつながる。

これまでサプリメント陳列什器にはアクリル樹脂を使用していたが、「MAPKA」を使用した環境配慮型の什器を採用する。「MAPKA」は環境経営総合研究所が提供する新しい素材で、プラスチック原料に微細な紙パウダーを混成させているので、成形後の収縮性の低さや成型までの時間、その高い剛性および耐熱性から、工業用材料として幅広く活用されている。また紙パウダーを51%含有しているため、容器包装や成形品と同様に紙製品扱いとなり、燃えるごみ・燃やすごみとしての廃棄が可能となる。今後も全国の直営店舗において、環境に配慮した店舗づくりを目指していく。


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