【物 流】ニチレイロジグループ 次世代輸配送システム「SULS」稼働開始

ニチレイロジグループは顧客のサプライチェーンを支え続ける食品低温物流事業者として、グループが持つ強みを最大限活用し持続可能な低温物流サービスを提供するため、輸配送システムの革新に着手し、次世代輸配送システムの「SULS」(サルス)を稼働する。

「SULS」はグループの拠点間輸送に荷台部分を切り離しできるトレーラーを活用し、荷積み・荷卸しを等の荷役作業を拠点側で行うことでトータルの運行時間を大幅に短縮し、効率的で持続可能な輸送基盤を構築していく。加えて、グループでトレーラーを保有し、荷積みしたトレーラーを中継地点に準備させておくことで、車両到着後すぐに次の目的地への運行に移ることができ、輸送能力の大幅な拡大に繋げる。

「SULS」という名称は「S&U Logistics System」の頭文字から命名された。「S」は「3つのS」、Speedy(よりスピーディに)、Sustainable(持続可能な)、Solution(課題を解決する)を、「U」は「3つのU」、Utility(より効率よく)、Usability(より使いやすく)、User Experience(高い体験価値)の意味を込めている。グループの強みを掛け合わせて「3つのS」を生み出し、社会や顧客に「3つのU」を提供するという想いが込められている。

ニチレイロジグループは「SULS」の整備を東大阪の拠点から開始し、順次全国へ拡大する。低温物流における輸配送をより高品質で持続可能なかたちに進化させ、顧客のサプライチェーンを支えていく。


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