【環　境】伊藤園　コーヒー豆の皮を配合した「シルバースキン配合紙ストロー」を導入

伊藤園はコーヒー豆の皮“シルバースキン”（※）を配合したオリジナルの紙ストロー「シルバースキン配合紙ストロー」を協力会社とともに開発し、同社が展開する直営店やグループ会社のタリーズコーヒージャパンが運営するスペシャルティコーヒーショップ「タリーズコーヒー」の一部店舗で、２０２２年５月より導入を開始する。

今回開発した「シルバースキン配合紙ストロー」は、コーヒー豆を焙煎しているタリーズコーヒー　ロースティングファクトリー（同社「静岡相良工場」内のコーヒー豆焙煎工場）で排出したシルバースキンを、同社の茶殻リサイクルシステムで培った特許技術をもとにアップサイクルして開発した。

これまでの紙製ストローに対する不満点である「水に弱い」「紙製ストロー独特の紙臭」といった顧客の声に応え、「水に強く（耐水性）」「飲み物の風味を損なわない」製品設計を実現した。またストロー２本でコーヒー約１杯分（コーヒー豆使用量１０ｇとして算出）のシルバースキンを使用しているため、「シルバースキンの素材感を活かした色合い」も特長である。

今回開発した「シルバースキン配合紙ストロー」は、「茶寮　伊藤園」をはじめとした伊藤園の直営店やスペシャルティコーヒーショップ「タリーズコーヒー」の一部店舗で導入する。

※　シルバースキン

コーヒー生豆を焙煎する工程で取り除かれる薄い種皮のこと

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